空の色

迷いながら、立ち止まりながら…それでもやっぱり生きていく
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被災者の方たちへ~ヌチヌグスージサビラ~

大地震で奪われた命

大切なもの全てをなくし私には想像もつかないほどの、苦しみに耐えている方たち

今私には何ができるのか

テレビの前で見てるだけしかできない自分の力が小さすぎて胸が苦しくなります


戦争が終わった直後の
沖縄県石川市。
大切な人を亡くし
全てをなくし戦後の悲しみにくれ、明るい話題のない時代

そこに突然現れた風変わりな男それが
【ブーテン】だった


「ヌチヌグスージサビラ(命のお祝いをしましょう)」

三線を奏で即興の歌を民謡の節に乗せて彼は家々をまわった。


訪問したとある屋敷。家の中には位牌があり家主が涙をながしていた
「なんでこんな悲しいときに歌うの?」

問われたブーテンはこう答えた
「亡くなった人たちのためにも、生き残った者が元気をだして沖縄をしっかり作っていかないと。はい、スージ(祝い)しましょう」

ブーテンの言葉に家主の表情が変わった。


【ヌチヌグスージサビラ】
この言葉は今でも受け継がれ
今沖縄では楽器を演奏し音楽を奏で
そうして
震災で被災した方たちのために募金を募る
そうした動きが色々な所でみられます。


ブーテンの
【ヌチヌグスージサビラ(命のお祝いをしましょう)】

その言葉を胸に。


私たちにできることは小さいかもしれない

被災した方の苦しみは想像するしかない
それはきっと想像もできない苦しさ

でも自分でできるちいさなことから
始めていきたい
それが大きな力になるように願いながら。


頑張ってっては言えません。


でもブーテンの言葉を借りて伝えたい


ヌチヌグスージサビラ

命のお祝いをしましょう。



Posted by るなん at 2011年03月28日   01:17
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